〇離乳食、食べることが上手に進まない 

 乳児期の基本的な離乳食などの進め方や、食べ物の形態や進め方について、奥歯まで生えそろうまでに、ちゃんと咀嚼して、のどに詰めることなく、食べられる進め方の「コツ」をお伝えしています。ご家族がコツをつかめるまでは、月に2回から1回程度。 

〇決まったものしか食べてくれない相談 

 決まったものしか食べないという相談が最近は増えてきています。 

 「小児摂食障害」「回避性摂食障害」にされるお子さんたちもいます。 

 言語聴覚士で仕事をしている中で、さまざまな偏食・少食の相談を経験してきています。 

 食べることだけでなく、日々の生活でもこだわりがあったりするお子さんもいらっしゃいます。また、発達障害の合併症のお子さんもいらっしゃいます。 

 

 このような場合、食べることだけにアプローチするのではなく、生活や地域の保健センターや、保育所、療育センターなどとの連携して取り組むことで解決される場合も多くあります。 

お子さんの成長発達に必要な栄養素が摂取できてない場合は、サプリメントや代替食品の利用などもご相談しながら、ご家族が安心して子育てできるように、医療・福祉・教育機関と連携して相談を進めさせていただいています。